スマホの画面に、見たことのない数字が並んでいた。

約1,300万円

銀行口座、楽天証券、それ以外の証券口座——全部を資産管理アプリ「ハイトン」でひとつにまとめたとき、初めて「自分の全財産」という数字が画面に出てきた。

思っていたより、多かった。

でも同時に、5年後の目標3,000万円まであと1,700万円という現実も、その数字は静かに教えてくれた。

もうすぐ赤ちゃんが生まれる。子供との時間を確保したい。お金に振り回されたくない——そう覚悟を決めたからこそ、自分の現在地をここに公開します。

はじめましての記事で予告していた「全資産公開」、ようやくお届けします。

この記事を読んでほしい方
  • 自分の本当の資産額を、まだ合計したことがない方
  • 「なんとなく貯金」で過ごしてきた30代の方
  • FIRE・資産形成に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない方
  • お金持ちではない一般人のリアルな資産形成を参考にしたい方

2026年6月・全資産内訳(合計:約1,300万円)

銀行預金だけ見ていたころは「だいたいこのくらい」という感覚しかなかった。証券口座の株も加えると、初めて全体像が見えてきました。

種類内容評価額(概算)割合
現金・預金銀行預金約860万円66%
投資信託オルカン(全世界株式)約120万円9%
米国株個別株 数銘柄約100万円8%
日本株高配当株中心 数銘柄約210万円16%
合計約1,300万円100%

※楽天証券・各銀行口座を資産管理アプリ「ハイトン」で一括集計した2026年6月時点の評価額です。

mamaのsurprisedの表情

全部合わせたら1,300万円もあったの!思ったより多いじゃない。

papaのthinkingの表情

そうなんだけど、現金が66%っていうのが正直気になってるんだ。もっと投資に回せてるはずなのに、って。


FIRE段階目標と現在地——達成率43%のリアル

目標を1つに絞るのをやめて、段階別に設定しました。

ステージ目標額時期の目安意味
現在約1,300万円2026年6月スタート地点
3,000万円5年後最初の通過点
5,000万円10年後FIREへの加速点
③ サイドFIRE7,000万円15年後働き方を選べる状態
④ フルFIRE1億円20年後完全な経済的自立

5年後の目標3,000万円まで残り約1,700万円。達成率は**約43%**です。

現在の月30万円の積立ペースなら、複利込みで5年以内に到達できる計算です。

papaのseriousの表情

段階目標にしたら「まだ遠い」じゃなくて「5年で最初の通過点」って見方ができるようになった。

自分のFIRE達成率を計算してみよう

自分の全資産 ÷ 直近の目標額 × 100 = 達成率(%)

「目標はまだ決めていない」という方は、まず現状の全資産を把握するところから始めてみてください。知ることが最初の一歩です。


「なんとなく」だった資産形成——赤ちゃんが変えた本気度

正直に言います。赤ちゃんが生まれることがわかるまで、資産形成はかなりいい加減でした。

それまでの状態:

  • 目標は「老後に2,000万円あればいいかな」という程度
  • 「銀行の残高 = 資産」という認識しかなかった
  • 個別株は人から勧められたり、なんとなく気になったものを買うだけ
  • 特別な倹約はしていないが浪費もしない——気づいたら残っていた、というだけ

妊娠が分かってから、初めて本気で数字を調べました。

将来の出費必要な費用(目安)
教育費(幼稚園〜大学・公私混合)子ども1人約1,000〜1,500万円
教育費 子ども2人分約2,000〜3,000万円
老後2人分の生活費数千万円

※教育費のみの試算です。養育費(食費・被服費・医療費など)は子ども1人あたり別途数百万〜1,000万円程度かかります。

「老後2,000万円あればいい」なんて、全然足りない。子供の教育費だけで超えてしまう。

papaのworriedの表情

子ども2人で教育費だけで3,000万円近くかかる可能性があるって……老後も合わせたら、一体いくら必要なんだろう。

mamaのseriousの表情

だから今から計画的に動かないといけないよね。

papaのseriousの表情

うん。FIREを目指して真剣に考えることにした。まずは全資産を把握するところからかな~。

子供との時間を確保したい。人生の選択をお金に振り回されたくない——その気持ちが、「なんとなく」を終わらせました。

※教育費の目安は文部科学省「子供の学習費調査」をもとにした概算です。進路や学校種別により大きく異なります。

なお、FIREよりも子供の教育資金を優先する理由と具体的な戦略については、別記事で詳しく書いています。

FIREより教育資金が最優先。「悩むまでもなかった」理由と準備戦略


課題:現金66%という「眠っている資産」

全資産の約3分の2(858万円)が現金・預金です。

安心感はある。でもFIREを目指す上では、正直「もったいない」状態でもあります。

現金のまま置いておくリスク:

  • 年率2〜3%のインフレで、実質的な価値が毎年目減りしていく
  • 投資に回せば期待できるリターンを取りにいけていない

一方で、現金にも大切な役割がある:

  • 生活防衛資金(生活費の半年〜1年分は手元に必要)
  • 赤ちゃん誕生直後の急な出費への備え

「全部投資に回す」のではなく、生活防衛資金を確保しながら余剰分を少しずつ投資にシフトしていく。それが今の方針です。


2026年からの資産形成戦略

現状を踏まえ、これから動いていく内容です。

① 新NISA:月30万円をオルカン積立でフル活用

転職後の手取りが約35万円になり、月15万円ほどを運用に回せる計算になりました。今は新NISAの年間上限360万円(月30万円)をまるごとオルカン(全世界株式インデックス)に充てています

新NISA内訳年間上限月換算
つみたて投資枠120万円10万円
成長投資枠240万円20万円
合計(フル活用)360万円30万円

② 余剰現金650万円を3年半かけてNISAに充てる計画

「現金が多すぎる」という課題を、段階的に解決していきます。

月30万円のNISAのうち、毎月の収入から出せるのは約15万円。残りの15万円は余剰現金から補填します。

650万円(余剰現金)÷ 15万円/月 = 約43ヶ月(約3年半)

3年半後には余剰現金がNISAへ移行完了。その後は育児費用の変化に合わせて積立額を調整していきます。

③ 段階目標のシミュレーション

※現在の資産1,100万円(1,300万-生活防衛資金200万)を元本に、最初の約44ヶ月は月30万円・以降は月15万円積立・年利5%で計算した概算です。

時期試算値(年利5%)段階目標判定
5年後(2031年)約3,200万円3,000万円✅ クリア
10年後(2036年)約5,100万円5,000万円✅ クリア
15年後(2041年)約7,600万円7,000万円(サイドFIRE)✅ クリア
20年後(2046年)約1億800万円1億円(フルFIRE)✅ クリア

育児費用の増加で積立額が減る月も出てくるため、目標にはバッファを持たせています。それでも現在のペースなら全ステージ達成の見通しです。

※実際の運用結果を保証するものではありません。

④ 個別株の整理
米国株・日本株の個別銘柄は、どれも「なんとなく保有している」状態です。1銘柄ずつ「なぜ持つか」を見直し、徐々に整理していきます。

⑤ 収支と資産の見える化を徹底
家計管理には ZAIM を使用。証券口座の含み益も含めた総資産の把握には ハイトン を使っています。

papaのexcitedの表情

段階目標を並べてみたら、全部現実的な数字だった。このペースを守ることが最優先だ。

mamaのhappyの表情

赤ちゃんが生まれても、計画が見えてるから安心できるね。


まとめ:今日から1つだけやること

内容
現在の資産約1,300万円
①5年後の目標3,000万円(達成率43%)
②10年後の目標5,000万円
③15年後の目標7,000万円(サイドFIRE)
④20年後の目標1億円(フルFIRE)
教育資金の目標子ども2人で約2,000万円(最優先)
現在の積立額新NISA月30万円(年360万円フル)
最大の課題現金66%→3年半かけてNISAへ移行中

今日から1つだけやること:自分の全資産を合計してみる

銀行残高だけでなく、証券口座・iDeCo・積立NISA・保険の解約返戻金……全部合わせていくらあるか確認してみてください。ZAIMやハイトンのようなアプリを使えば、思ったより簡単にできます。

「思ったより多い」かもしれないし、「思ったより少ない」かもしれない。どちらにせよ、現実を知ることが最初の一歩です。


老後資金、養育費、教育費——漠然とした不安はつきません。でも今、真剣に考えて動き始めれば、10年後は必ず違う景色が見えると信じています。

お金持ちのサクセスストーリーではなく、普通の30代パパがどうやって資産を積み上げていくか——このブログでリアルに発信し続けます。一緒に頑張りましょう。

papaのrelievedの表情

計画が見えてきたら、漠然としていた不安が少し小さくなった気がする。

mamaのsmileの表情

赤ちゃんが生まれてくる前に、ちゃんと土台が作れてよかったね。


次回予告: 新NISAの年360万円非課税枠をどう使うか。我が家のオルカン積立戦略を具体的に解説します。


※資産額はすべて2026年6月時点の評価額です。投資は元本割れのリスクがあります。投資は自己責任でお願いします。