先月、「全資産を公開します」と書いたばかりなのに——集計から漏れていた口座が見つかりました。
金額は、43万円。
今月の資産公開は、景気のいい話(ボーナス・残業代)と、恥ずかしい話(集計漏れ)の両方を、隠さずそのまま載せます。
- 他人のリアルな資産推移を、増えた月の「中身」まで見たい方
- ボーナスなど臨時収入があった月に、家計と投資をどう動かすか迷っている方
- 生活防衛資金を「いくら・どんな根拠で」決めればいいか知りたい方
2026年7月の全資産——14,648,301円
前号(2026年6月号)と同じく、銀行口座・証券口座を資産管理アプリ「ハイトン」で一括集計した評価額です。前号では「約1,300万円」と概算で書きましたが、今月からはハイトンに表示される数字をそのまま、1円単位で載せることにします。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 資産評価額 | 14,648,301円(約1,465万円) |
| 総取得額 | 14,469,072円 |
| 評価損益 | +179,229円 |
※総取得額=「買ったときの金額」の合計。評価損益=評価額-総取得額(14,648,301円 - 14,469,072円 = 179,229円)。現金は評価額=取得額なので、この+179,229円はまるごと投資部分の含み益です。
率にすると +3.54%(ハイトンの表示値)。これは総資産全体に対する利回りではなく、投資に回している部分(オルカン・個別株など、現金を除く)に対する運用益率なので、読み間違えないようご注意ください。
※検算: 総取得額14,469,072円 - 現金約937万円 ≒ 投資部分の取得額約509万円。179,229円 ÷ 約509万円 ≒ +3.5%(現金を概算で置いているため、表示値の+3.54%とはわずかにズレます)。
資産の内訳はこうなっています。
| 資産 | 構成比 | 概算額 |
|---|---|---|
| 現金・預金 | 64% | 約937万円 |
| 投資信託(オルカン・全世界株式) | 12% | 約176万円 |
| その他(米国株・日本株など) | 24% | 約352万円 |
※構成比はハイトンの表示値。概算額は評価額×構成比で計算しています(937万+176万+352万=1,465万)。
前号と比べると、現金の比率は66%→64%に下がり、オルカンは9%→12%に増えました。方向としては前号で立てた計画どおりです。ただし後述のとおり、現金の「絶対額」はむしろ増えています。
1,465万円!? 先月から165万円も増えてるじゃない。
うん。ただ、この165万円の中には、素直に喜べない43万円が混ざってるんだ。順番に説明するね。
先月から+165万円。その内訳を全部見せます
前号の約1,300万円から、+1,648,301円(約165万円) の増加でした。
※増減は、前号の公開値を1,300万円ちょうどとして計算しています(14,648,301円 - 13,000,000円 = 1,648,301円)。前号は概算での公開だったため、実際の増減とは数万円のズレがあり得ます。
大きく増えた月ですが、先に結論を言っておきます。この増加のほとんどは、投資の成果ではありません。中身は「入金」がほとんどです。
まず、夏のボーナスと、給与制度の改正による給与の増加額の遡及支給(過去数ヶ月分をまとめて受け取ったもの)が重なり、合わせて約110万円が入りました。
そして前号のあと、娘が無事に生まれました(当日の記録は立会い出産の体験談にあります)。出産にかかった費用は、日々の生活費と同じ家計の共有口座から支出しているため、この資産の増減には個別項目として含めていません(自己負担の全記録は出産費用の記事にまとめています)。
肝心の投資そのものの運用成績は、前のセクションで見たとおり+179,229円(+3.54%)です。現金の比率がまだ64%と大きく、投資に回している部分(オルカン12%+その他24%で合わせて36%)は全体の3分の1ほどの段階なので、月ごとの資産の増減は、運用成績よりも「入金力(ボーナス・残業代などまとまったお金が入るかどうか)」に左右されやすい、というのが今の実感です。
そしてもう一つ、43万円の「計上漏れ」についてです。次のセクションで説明します。
43万円は「増えた」のではなく「見つかった」——集計漏れの反省
正直に書きます。今月の増加額のうち43万円は、資産が増えたわけではありません。これまでハイトンの集計に入れ忘れていた住信SBI銀行の口座が見つかり、今月から集計に加わっただけです。
前号で僕は、「銀行口座、楽天証券、それ以外の証券口座——全部をひとつにまとめた」と書きました。その「全部」から、1口座漏れていたことになります。「全資産公開」と銘打った記事として、お恥ずかしい限りです。
だから今月の実質的な増加は、165万円から43万円を引いた約122万円として見ています。
え、じゃあ先月の「全財産 約1,300万円」は、正確には全財産じゃなかったってこと?
そういうことになる。数字の上では増えて見えるけど、これは「集計が甘かった」という反省案件だよ。
教訓もあります。資産の見える化は、アプリに口座をつないだら終わりではなく、「つないでいない口座がないか」の棚卸しをして初めて完成する、ということです。自分名義の口座(銀行・証券・財形貯蓄など)をすべて書き出して、アプリの連携先と突き合わせる——僕はこれを怠って、43万円を見落としました。
生活防衛資金200万円の「中身」を初めて言語化します
このブログではこれまで、「生活防衛資金は200万円。ここだけは投資に回さない」とだけ書いてきました。ただ、「なぜ200万円なのか」の内訳は、実は一度も書いたことがありません。今回、初めて言語化します。
- 毎月、家計の共有口座に入れている生活費(僕の拠出分):月15万円
- それとは別の、僕個人の出費:月2〜3万円
合わせて月17〜18万円。これを1年分に換算すると——
月17〜18万円 × 12ヶ月 = 約204〜216万円
つまり200万円という金額は、僕の毎月の支出の約1年分に相当します。切りのいい200万円を「ほぼ1年分の備え」として置いている、というのが正確なところです。
出産費用の記事で書いた「半年は当面の生活費、残り半年は特別費への備え」という使い道のイメージも、この「約1年分」が土台になっています。
金額は変えません。今回やったのは、すでに置いてある200万円に根拠の言葉を付けることだけです。
生活防衛資金は「なんとなく大きい金額」で決めるより、「自分の月の支出 × 守りたい月数」で決めると納得感が出ます。わが家は約12ヶ月分にした、ということです。
変わらないこと——新NISA月30万円のオルカン積立は継続
臨時収入が続いた月でしたが、投資方針は何も変えていません。新NISAの月30万円のオルカン積立は、今月もそのまま継続中です(制度の仕組みはNISA初心者ガイド、オルカンを選んだ理由はこちらの記事で書いています)。
一方で、正直に書いておくと——現金の絶対額は先月より増えました(約860万円 → 約937万円)。ボーナスも残業代も、見つかった43万円も、いったん全部「現金」に乗ったからです。
余剰現金を月15万円ずつNISAへ補填していく前号の計画は変えませんが、移行し切るまでの期間は、当初見込みの約3年半から少し延びる見込みです。焦って一括投資はせず、ペースを守ります。
5年後の目標3,000万円に対する達成率は、約49%になりました(14,648,301円 ÷ 3,000万円 ≒ 49%)。先月の約43%から、6ポイント前進です。残りは約1,535万円(3,000万円 - 約1,465万円)。
臨時収入があったんだから、もっと投資に回した方がいいんじゃない?
理論的には早く投資に回した方がいいのは分かってるけど、うちはまだNISA枠を最短で埋めきれるほどの資産じゃないから、枠の範囲でコツコツ積み立てるだけで十分だと思ってるんだ。
生まれてすぐに目標へ6ポイントも前進って、なんだか心強いね。
まとめ:2026年7月の数字と、来月に向けて
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全資産(ハイトン集計) | 14,648,301円(約1,465万円) |
| 先月からの増減 | +約165万円(大半は入金。うち43万円は集計漏れの判明分) |
| 実質的な増加 | 約122万円(165万円-43万円。投資の運用成績は+179,229円) |
| 生活防衛資金 | 200万円=月17〜18万円×約1年分(今回初めて言語化) |
| 新NISA積立 | 月30万円オルカン・変更なし |
| 5年後3,000万円への達成率 | 約49%(先月比+6ポイント) |
ボーナスと残業代という追い風の月に、集計漏れという反省が重なりました。それでも、数字を全部並べて見えたのは「方針を変える理由は何もない」ということです。積立を続けて、来月も同じ形式で公開します。
今月、僕の代わりに確認してほしいこと:「集計に入っていない口座」がないか、1つ探してみてください。 自分名義の口座(銀行・証券・勤め先の財形など)を書き出して、家計簿アプリの連携先と突き合わせるだけです。「全資産公開」を名乗っていた僕でも、43万円を見落としていました。
← 前号:【資産公開】30代サラリーマンパパの全財産約1,300万円
家計まわりでは、出産費用の自己負担の全記録と、教育資金を最優先にした理由もあわせてどうぞ。
※本記事の資産・収支の数字は、僕自身の給与明細・産院の領収書・資産管理アプリ「ハイトン」の集計画面にもとづく実録です(資産額はすべて2026年7月時点の評価額)。
※投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身でお願いします。