資産は増えたのに、含み益は減っていた。

こんな方に読んでほしい記事です
  • 資産は増えているのに、なぜか素直に喜べない月を経験したことがある方
  • 暴落が来たときの一括投資のタイミングを、どう決めればいいか悩んでいる方
  • まだ実行前の「検討中のルール」も含めて、リアルな判断プロセスを知りたい方

2026年8月の全資産——14,845,340円

前号(2026年7月号)と同じく、資産管理アプリ「ハイトン」で銀行口座・証券口座を一括集計した評価額です。

ハイトンの集計画面。2026年8月1日時点の総計資産評価額14,845,340円、評価損益額+156,682円(+3.09%)と、内訳の円グラフ(Cash 65%・eMAXIS Slim全世界株式12%・その他24%)
項目金額
資産評価額14,845,340円(約1,485万円)
総取得額14,688,658円
評価損益+156,682円

※評価損益=評価額-総取得額(14,845,340円-14,688,658円=156,682円)。率にすると+3.09%(ハイトンの表示値)。前号と同じく、これは総資産全体ではなく投資部分(現金を除く)に対する運用益率です。

※検算:総取得額14,688,658円-現金概算965万円≒投資部分の取得額約504万円。156,682円÷約504万円≒+3.1%(現金を概算で置いているため、表示値の+3.09%とはわずかにズレます)。

前号から+約19.7万円、でも含み益は減っていた

前号(2026年7月号)は14,648,301円だったので、資産評価額そのものは+197,039円増えています。増加分は、賞与のような臨時収入ではなく、通常の給与による入金がほとんどです。

一方で、評価損益は前号の+179,229円(+3.54%)から+156,682円(+3.09%)へ下がりました。資産は増えているのに含み益が減っている——最初は「あれ?」と思いましたが、理由は単純でした。7月29日前後、世界的に株が売られていたのです。

米国では、FRB(米連邦準備理事会)が政策金利を据え置いた一方、利上げを求める委員が一定数いたことでインフレ抑制への不安が広がり、主要株価指数が下落しました。ハイテク株中心のナスダック100指数は、6月の高値から約1割下落する「調整局面」入りとなっています。オルカンの基準価額も、月末にかけて値を下げていました。

mamaのsurprisedの表情

増えてるのに、含み益は減ってるって不思議な感じだね

papaのexplainの表情

うん、入ってきたお金の方が大きかっただけで、中身(投資してる部分)は素直に目減りしてる月ってこと。7月末に世界的に株が売られてたタイミングだったんだよね

なお、直近1週間(週次報告・7/27時点の14,853,465円)と比べるとほぼ横ばいで、この1週間自体は大きな動きがありませんでした。

資産の内訳——現金比率はわずかに上昇、65%

資産構成比概算額
現金・預金65%約965万円
投資信託(オルカン・全世界株式)12%約178万円
その他(米国株・日本株など)24%約356万円

※構成比はハイトンの表示値(合計101%)をそのまま転記しています。概算額は評価額×構成比で計算しているため、合計は総資産額と若干ズレます。

前号(現金64%)と比べると、現金比率はわずかに上昇しました。積立自体は変わらず続けているので、これは月内の株安でオルカン・その他の評価額が目減りした分、相対的に現金の比率が上がった形です。

暴落に備えて検討中の「一括投資ルール」

独身の頃なら、もっと強気に動いていたかもしれません。ただ、娘が生まれてからは「増やす」より先に「守る」を考えるようになりました。

現金比率がなかなか下がらない一因として、前号でも触れた「特定口座での一括投資」をまだ実行していないことがあります。理由は単純で、暴落に備えて温存しておきたいという判断です。

ただ、「暴落に備える」と言っても、何%下がったらいくら入れるのかを決めていないと、結局いつまでも動けません。そこで今回、以下のような基準を検討し始めました(まだ実行前の、検討段階のルールです)。

まず、参考にした過去の下落幅です。

暴落高値からの下落率下落期間回復期間
コロナショック(2020年)約▲34%33日間(史上最速)約6ヶ月
2022年弱気相場▲20%超数ヶ月約2年
2025年関税ショック▲17.4%約1.5ヶ月
リーマンショック(2008年)▲50%超長期約5年半
世界大恐慌(1929年)▲50%超長期約25年
papaのthinkingの表情

最初は−5%・−10%・−15%・−20%の4段階で考えていました。ですが調べてみると、−5%前後の下落は「通常の調整」としてかなり頻繁に起きるものでした。ここに資金を使ってしまうと、本当に深い下落が来たときの弾が減ってしまいます

そこで、最初の段階を「−10%(一般的に”調整”と呼ばれるライン)」からに引き上げました。待機資金は765万円(現金約965万円-生活防衛資金200万円)。生活防衛資金200万円とは別に、コロナ級の暴落に備えて165万円は最後まで手をつけない前提です。

段階下落率投入額
1段階目−10%150万円
2段階目−15%150万円
3段階目−20%150万円
4段階目−25%150万円
手をつけない−30%超(コロナ級)165万円
mamaのrelievedの表情

段階を分けておけば、一気に外れることもないもんね

papaのseriousの表情

そう。あとは基準にする「直近高値」を、更新の都度スライドさせるか固定にするかがまだ決まってないから、そこは実際に発動する場面が来たときに考えるつもり

投資対象は、何週間も迷って選んだオルカン一本に統一する予定です。NISA枠は使い切っているので特定口座での購入になり、将来の売却益には課税されますが、判断のシンプルさを優先しました。

まとめ

項目07号(7/20)08号(8/1)
資産評価額14,648,301円14,845,340円
評価損益+179,229円(+3.54%)+156,682円(+3.09%)
現金比率64%65%

資産は着実に増えていますが、含み益が減った月を経験して、「暴落にどう備えるか」を初めてルール化しようとした1ヶ月でした。まだ検討段階のルールなので、実際に発動する場面が来たら、その判断も含めて次号以降で報告します。

まずは、自分の待機資金がいくらあるか、生活防衛資金を引いた金額で確認してみてください。 それだけで、暴落が来たときに動けるかどうかが変わります。


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参考資料

※投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身でお願いします。