結論から言います。証券口座は楽天証券かSBI証券の2択でいいです。
どちらを選ぶかで悩むより、早く始める方がずっと大事です。この記事では、両方使っている立場から、選び方をシンプルに整理します。
- どの証券口座で始めればいいか迷っている方
- 楽天証券とSBI証券の違いを知りたい方
- 手間なくNISA積み立てを始めたい方
なぜネット証券一択なのか
銀行の窓口でも投資信託は買えます。でも、初心者こそネット証券を使うべきだと思っています。
以前、ゆうちょ銀行の口座を解約しに行ったとき、窓口でNISAによる投資信託を勧められました。話を聞く前にきっぱり断りましたが、あとで調べてみると「やっぱりそうか」と感じました。
銀行や郵便局の窓口を通じた商品には、当然仲介手数料が発生します。積み立て投資では、年1%の手数料の差が30年で約140万円の差になります(100万円・年5%運用・30年の試算:手数料0.1%なら約420万円、1.5%なら約280万円)。窓口には近づかない方がよい、と改めて感じた体験でした。
ネット証券を選ぶ理由は3つです。
① 手数料が安い。ネット証券のインデックスファンドは購入時手数料ゼロが標準です。僕が調べた範囲では、銀行窓口では販売手数料がかかる商品が多く扱われています。
② 商品ラインナップが豊富。楽天証券やSBI証券では、オルカン・S&P500などの低コストインデックスファンドをすべて取り扱っています。銀行窓口では取り扱いがないことがほとんどです。
③ 自分で選べる。ネット証券は自分のペースで比較・購入できます。窓口のように「この商品がおすすめ」と誘導されることがありません。
僕のメインは楽天証券——決め手は「手間なくポイントが貯まる」
自分のメイン口座は楽天証券です。
決め手は、楽天経済圏との相性でした。楽天カードと楽天キャッシュを組み合わせると、月15万円までの積み立てでポイントが付きます。
| 積立方法 | 月の上限 | ポイント付与 |
|---|---|---|
| 楽天カードクレジット払い | 10万円 | 0.5%〜(カード種類により異なる) |
| 楽天キャッシュ払い | 5万円 | 0.5% |
| 合計 | 15万円 | 毎月ポイント付与 |
積み立て設定は最初に一度やるだけ。あとは毎月自動で買い付けが続きます。アプリも見やすく、残高確認も手間いりません。
「最初の設定が終われば、あとは放置できる」というのが一番の魅力です。
僕の場合で計算してみます。月10万円をカード払い+月5万円をキャッシュ払いで積み立てているので、どちらも還元率0.5%として、月10万円×0.5%=500ポイント、月5万円×0.5%=250ポイント、合計月750ポイント。年間では9,000ポイントになります。積み立てを設定しているだけで、これだけのポイントが自動で積み上がっていく計算です。
ただし、フェアに言っておくと良いことばかりではありません。カード払いの0.5%還元は基本レートで、カードの種類(一般カード・ゴールドカード・プレミアムカードなど)によって上乗せの有無が変わります。また、楽天のポイント制度はこれまで何度も改定されてきた歴史があり、この還元率が今後変わらない保証はありません。
設定が一度で終わるなら、忘れっぽい私でも続けられそう。
そう、それが大事。毎月「さあ投資するぞ」って意識しなくても自動で続く。
SBI証券はこんな人に
SBI証券はサブ口座として使っています。
個別株・高配当株投資にも挑戦したいなら、SBI証券が有利です。単元未満株(1株から買える少額投資)の取扱銘柄が約3,800銘柄と、業界内でも多いのが特徴です。
自分のSBI証券では、好きな会社の株を単元未満株で持ったり、エヌビディアのような米国株を少額試したりしています。任天堂は「好きな会社だから」という完全に感情的な理由で保有しています。知人に勧められて買った高配当株も数銘柄あります。これらはインデックス積み立てとは別の「遊び枠」です。メインの積み立てには一切手をつけず、余剰の余剰だけで楽しむイメージです。
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| インデックスファンドの取扱 | 豊富 | 豊富 |
| 単元未満株の銘柄数 | 約2,180銘柄 | 約3,800〜4,000銘柄 |
| 楽天ポイント連動 | ○ | ✗ |
| Vポイント・Tポイント連動 | ✗ | ○ |
| アプリの使いやすさ | 見やすい | 機能豊富 |
※単元未満株の銘柄数は各社公式サイト参照。取扱銘柄数は随時更新されるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
結論——どう選ぶ?
シンプルな振り分けにまとめます。
楽天経済圏を使っているなら → 楽天証券
楽天カード・楽天ペイ・楽天市場をよく使っているなら、楽天証券でNISA積み立てをするとポイントの効率が上がります。インデックス積み立てがメインなら、楽天証券だけで完結します。
それ以外、または高配当株・個別株にも興味があるなら → SBI証券
将来的に投資の幅を広げたいと思っているなら、最初からSBI証券にしておく方が乗り換えの手間が省けます。
まとめ
迷っているなら、楽天カードを持っている人は楽天証券が有力な選択肢です。
どちらを選んでも、ネット証券で始めることさえ決めれば銀行窓口より圧倒的に有利です。「楽天かSBIか」より「今日口座開設するかどうか」の方が、10年後・20年後の資産に与える影響がはるかに大きいです。
口座を開いたら、次は「何を積み立てるか」です。そこで迷う方のために、この2記事を用意しました。
- NISA初心者ガイド|制度の仕組みと始め方 — 制度の全体像をつかむならまずここ
- オルカンを選んだ理由|S&P500と何週間も迷った30代パパの結論 — 何を買うか迷っているならここ
参考資料
この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。アフィリエイトリンクを含む場合があります。